水のコラム

美容ライターが綴る
水の健康・美容コラムです。

「おいしさ」は機能水にも大切

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「おいしさ」の決め手は、ミネラル、温度、二酸化炭素量

水は本来、無味無臭です。これを「おいしい」と感じさせるのは、ミネラルの種類と量、そして温度であることは、以前このコラムでも触れました。
ミネラルとは、カルシウム、マグネシウム、ナトリウム、カリウムなどが溶けた鉱物質のこと。カルシウムはおいしい水の成分として重要なだけでなく、健康に良い成分としても重要です。ミネラル全体としては、多すぎても少なすぎてもおいしく感じられず、1リットルの水に30〜200mgほど溶けているのが適量だといわれています。
さらに、二酸化炭素が十分に溶けていると新鮮で爽やかな味になるようです。日本ではあまり馴染みがありませんが、欧米では天然水の中にも「炭酸水」が多く見られ、店頭にもボトル入りのものが並んでいます。

水素水も、成分表示の正しさだけでなく「おいしさ」にも注目

水の「おいしさ」について考えてみたのは、月刊誌「MONOQLO」9月号で、水素水のテスト・批評の記事を目にしたからです。「テストするモノ批評誌」を掲げる同誌らしく、全10製品を測定、試飲し、メーカー取材を行うなど様々な角度から検証。メーカー表示と実測値を比較するほか、編集部員が実際に飲んで効果検証も行っています。

私が個人的に興味をひかれたのは、採水地や水の「おいしさ」をアピールしている製品があること。
たとえば、健康家族の「仙寿の水」は、「モンドセレクション」で2年連続金賞を受賞しているそうです。調べてみると、使用しているのは、日本で初めて国立公園に指定された霧島錦江湾国立公園の北部で採れる天然水。モンドセレクションだけでなく、食品及び飲料品をシェフとソムリエが認定する「iTQi」においても、3年連続で2つ星を受賞するなど、おいしさにおいて世界的な評価を得ていました。

機能水は、飲み続けてこそ実感があるもの。だからこそ、選ぶ際には「おいしさ」も重要なポイントになっているのですね。