水のコラム

美容ライターが綴る
水の健康・美容コラムです。

効果的な水の飲み方

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お茶やコーヒーよりお水がいちばん

前回のコラムで、1日に飲むべき水の量は“約2リットル”だとお伝えしました。具体的な数値についてはいろいろな説が存在していますが、いずれにしても毎日飲む量としてはかなり多めですし、一気に飲めるものではありません。
そもそも、大量の水を一気に飲むと体液が薄くなり、体にとってはマイナスだといわれています。そのため、1回あたりコップ1杯(200ml前後)を目安に、1日数回に分けて飲むよう心がけましょう。
注意したいのは、お茶やコーヒーは「水」としてカウントされないこと。カフェインが含まれる飲み物は利尿作用があるため、飲んだ分がそのまま排出されてしまうことも…。味がないと飲みにくい方は、麦茶やルイボスティーなど、カフェインが入っていないお茶をおすすめします。
また、「無糖」と表示されているジュースであっても、実際には100mlあたり0.5mg未満の糖類を含んでいます。大量に飲むとカロリーオーバーとなる危険があるので、水分補給としてジュース類を飲むのはNGです。

 毎日の暮らしの中で、いつ水を飲んだらいい?

普段あまり水分を摂らない人は、喉が乾いたときに飲むだけでは、なかなか必要な水分量に達しません。そこで、飲むタイミングを意識してこまめに水分補給をしていきましょう。

まず、朝起きたときにコップ1杯。眠っている間、私たちの体は汗や呼吸として水分を失うため、目覚めた時は血中のミネラル濃度が高く、ドロドロの状態に。これをサラサラに整えるには、水分補給が大切です。また、1杯の水で胃腸が刺激され、自律神経のバランスが整い、より快適に朝のスタートをきることができます。
スポーツをするときや入浴の前後など、汗をかくシーンで積極的な水分補給が必要なのは当然として、もう1つの水分補給ポイントは、食事の前。水を飲むことで満腹感が高まり、食欲が抑えられるので、食べ過ぎを防ぐ効果も期待できます。
さらに、起床時と同じ理由から、就寝前にも水分補給をお忘れなく。