水素水サーバーとアルミパウチ型はどう違う?
アルミパウチ型の水素水は、圧力をかけて水素ガスを水に溶かし込んで作られます。
一方、一般的な水素水サーバーは、水道水を電極で電気分解して水素を発生させるものがほとんどです。
ここで、中学校で習った理科の実験を思い出してみましょう。
水に2本の金属棒を刺して電気を流すと、陰極側(−)の金属棒から水素の泡が発生します。実験では化学変化が起こりやすいよう、水に少量の水酸化ナトリウムを溶かすため、陰極側の金属棒に金属ナトリウムが付着していたことを覚えている方もいらっしゃるでしょう。電気分解式の水素水サーバーの中では、基本的にこれとほぼ同じことが行われています。
水素水は「食品」
水素水サーバーの注意しなければならない点をあげてみましょう。
・金属イオンの混入
・元の水道水に含まれる微量の不純物が電極に付着してくる
(電気湯沸しポットも、使い続けるうちに内部に不純物が付着します。)
・水素を好むバクテリアがいっぱいいるため、水素水は普通の水より雑菌が入りやすい
水素水は法規上「食品」なので、本来は食品衛生法でしっかり管理された工場で生産されるべきだ、ともいえるのではないでしょうか。
水素水選びのポイント
もちろん、こうした危険に配慮して、定期的にメンテナンスを行っているメーカーもあります。当然、コストがかかりますが、水素水は毎日飲むことが望ましいので、メンテナンスは安心・安全のためには欠かせないことです。
信頼できる水素水サーバーを選んで定期的にメンテナンスを受けるとよいでしょう。
また、厳しい衛生管理のもとで生産されるアルミパウチ型の水素水を定期的に購入し継続的に飲むこともおすすめです。
ペットボトルや紙パックでは水素が逃げてしまうため、気密性の高い重層構造のアルミパウチを採用しているメーカーのものは信頼できます。
水素水を選ぶ際は、価格だけで安易に比較せず、水素水の質や自分のライフスタイルも考慮して選びましょう。